今、私たち夫婦は5匹の保護猫とともに暮らしています。
でも、最初から「猫と暮らそう」と思っていたわけではありませんでした。
今日は、そんな我が家と猫たちの出会い、そして今に至るまでの物語をご紹介したいと思います。
犬好き夫婦だった私たち
結婚して夫婦ふたりでマンション暮らしを始めた私たちは、しばらくの間は2人で暮らしていました。
「そろそろペット飼いたいかも…」
そう思ったのは10年ほど前です。
主人は昔から犬好きで、私自身も子どものころに犬を飼っていた経験があり、「ペットを飼うなら犬!」と思い込んでいました。

当時は芝犬を迎え入れようと夫婦で本格的に準備を進めていました。
ところが――。
ふとした瞬間に野良猫を見つけると、つい立ち止まってしまう自分がいることに気がついたのです。
「なんでこんなに猫から目が離せないんだろう?」
よく思い返してみれば、散歩中の犬よりも道端で見かける猫の方に心を奪われていた気がします。
そのときはじめて「もしかして、私って猫が好きなのかも?」と気づきましたが、この時はまだ柴犬を探していました。
「キジトラ」という運命の柄
犬の迎え入れを進めていたある日、いつものスーパーで偶然目にしたのが「猫譲ります」のチラシでした。
そこに写っていたのはキジトラ柄の猫。

写真の中でこちらを見つめるその子に夫婦そろって心を奪われました。
「この子に会ってみたい」
「家族に迎えたい!」
すぐに連絡したものの、残念ながらその子はすでに里親が決まっていました。
落胆する私たち。
ですが、同時に「絶対にキジトラの猫と暮らしたい」という想いが芽生えた瞬間でもありました。
不思議ですよね。
主人は絶対に柴犬って断言していたのに、たった1枚のポスターによってここまで心が変わるとは思ってもいませんでした。
それからというもの、インターネットや地域の掲示板、譲渡会など、キジトラの猫を探しまくる日々が始まりました。
ふーちゃんとの出会い

そして運命の出会いが訪れます。
ネコジルシで探していたとき、ある投稿に目がとまりました。
そこに写っていたのは大きな瞳のキジトラの子猫(7ヶ月)。
「この子だ!」
すぐに連絡を取り、無事ふーちゃんは私たちのところに来てくれました。
人懐っこくて、おっとりとした性格。
私たちにとってまさに理想の家族でした。
そして家族が増えていく…

当初はふーちゃんだけを迎える予定でした。
しかし、ふーちゃんが来てからというもの、不思議なもので仔猫を見かけることが増えてきて、おかしいな…と思い始めます。
まずは茶トラの「うる」を保護。
その後、マンションの駐車場で泣いていた茶白の「チャイ」を保護、ふーちゃんとチャイとうると私たち夫婦のにぎやかな暮らしがスタートします。
さらに、3年前に新しい住まいに引っ越すと、周囲に地域猫が多くいることに気づきました。
外で暮らす猫たちにごはんをあげたり、健康状態を気にかけるうちに1匹の猫との出会いが待っていました。
茶白の女の子の「チャッピー」です。
その後は、里親で譲っていただいた茶トラの男の子の「ぽん」。
近所で産まれて保護した、こちらも茶トラの男の子の「こつぶ」。
残念ながら、茶トラの「うる」は2024年に旅立ってしまいました。
短い時間でしたが、うるはたくさんの思い出と、家族としての幸せを私たちに残してくれました。
このように、現在は5匹の猫に囲まれて猫中心の暮らしをしています。
それぞれ性格も違えば好きな遊びも違う。
でも、みんな「この家の子」として大切に大切に育てています。
夫婦の夢
最近、夫婦でよく話すことがあります。
「いつか大きな家に引っ越してもっと多くの猫たちを迎え入れたい」
もちろん無理のない範囲ですが、でも、もし困っている猫や居場所を必要としている猫がいたら、手を差し伸べられる存在でありたい。
そんな夢を描きながら日々の暮らしを送っています。
猫たちと過ごす時間は決して「特別」なものではなく、私たちにとっての当たり前の日常。
でもその日常こそが、かけがえのない宝物なのだと感じています。
最後に
猫たちと暮らすようになって私たち夫婦は人生が大きく変わりました。
朝起きたとき、布団の中でなかなか起きないふーちゃんのぬくもり。
キッチンに立てば「おやつはまだ?」とチャイの催促。
外から帰ればこつぶが玄関でお出迎え。
お風呂から上がるとマッサージを要求するぽん。
そして、そっと離れた場所からこちらを見つめるチャッピー。
猫たちは言葉こそ話しませんが、その仕草やまなざしのひとつひとつに、私たちへの信頼や愛情がこめられていると感じます。
猫たちがいてくれることで嬉しいときはその喜びが何倍にもふくらみ、辛いときや悲しいときはそっと寄り添って支えてくれる。
そんな日々の積み重ねが私たち夫婦の絆をも深くしてくれました。
これからも猫たちと一緒に、穏やかで幸せな毎日を重ねていきたいと思います。
そして、もし手を差し伸べられる猫がいたなら、これまでのように家族として迎え入れることができたら――それが私たちのささやかな願いです。
猫たちとのこれからの目標
これからも、猫たちとの日常を大切にしながら――
- 猫たちが健康で幸せに暮らせる環境を整えること。
毎年の健康診断を欠かさず、年齢や体調に合わせたケアを続けていきます。 - 猫たち一匹一匹の「個性」と「自由」を尊重すること。
触られるのが苦手なチャッピーのペースを守り、やんちゃなこつぶの冒険心も見守ります。 - 保護猫たちに目を向け、できる範囲で支援を続けること。
今すぐ家族に迎えることができなくても、地域猫の見守りや保護活動への協力を惜しまない。 - 将来的には、もっと広い家に引っ越し、新たな猫たちにも「家族」としての居場所を提供すること。
すべての猫が温かい家庭で安心して暮らせる未来のために、小さな一歩を積み重ねていきたいと思います。

わが家の家族紹介
お父さん
- 趣味:家探し・DIY
- 理想の「猫も人も快適な家」を求めて日々リサーチ中。休日は工具片手にDIYに励む頼れる存在。
お母さん
- 趣味:パソコン・編み物
- ブログを書いたり猫グッズを編んだり。パソコンの前にいると必ず猫たちが集まってくる、我が家の「猫マグネット」。
猫たちのプロフィール
ふーちゃん(キジトラ・女の子)
- 性格:女王様気質でワガママの塊
- 「おやつ」「マッサージ」は絶対に譲れない。特にお父さんには超甘えん坊。

チャイ(茶白・男の子)
- 性格:マイペースでよく悪さをする
- 家の中で一番のトラブルメーカーだけど、どこか憎めない愛されキャラ。

チャッピー(茶白・女の子)
- 性格:10年間野良猫だった、今だに触れない
- 人のことは全く信用していないけれど、ごはんをくれるときだけは少し距離を縮めている感じ?

ぽん(茶トラ・男の子)
- 性格:性格はおっとりでおじさんみたい
- どんな騒ぎがあっても、だいたい寝ているかのんびり過ごしている。

こつぶ(茶トラ・男の子)
- 性格:やんちゃ坊主だけど時々一人暮らしをする
- それさえあればごはんもいらないくらい、大好きなぬいぐるみがある。


