一目見たら忘れられない、不思議な色合いのサビ猫。
黒と赤茶色が混ざり合ったような、まるでアート作品のような被毛が特徴ですが、サビ猫って珍しいの?と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
街中で見かける機会が少ないことから、もしかしてレアな猫?と感じる人も少なくありません。
この記事では、サビ猫が珍しいと言われる理由や、その魅力的な見た目の秘密、性格や出会える確率などをわかりやすくご紹介していきます。
ちょっと特別な猫に興味がある方はぜひ最後までご覧ください!
サビ猫とは?独特な被毛の魅力

サビ猫とは、黒と赤(または茶)色が不規則に混ざり合った被毛を持つ猫のことを指します。
「サビ」とは錆びに由来しており、その名のとおり金属が酸化したような複雑な色合いが特徴的です。
日本ではべっ甲猫と呼ばれることもあり、見る角度や光の加減で印象が変わる美しい毛並みを持っています。
この模様は1匹として同じものが存在せず、まるで世界にひとつだけのアート作品のよう。
赤(オレンジ)と黒がくっきり分かれている子もいれば、全体的にふんわりと混ざり合っている子もいて、個性豊かです。
また、体は暗めの色でもお腹や顔に赤い毛が出ている場合も多く、飼い主さんだけが見られる隠れ美を持っていることも魅力のひとつです。
サビ猫はなぜ珍しいと言われるのか?

サビ猫が珍しいとされる理由のひとつは、その遺伝的な背景にあります。
実は、サビ猫の多くはメスなのです。
というのも、サビ柄を生み出すには黒と赤(茶)の両方の毛色の遺伝子が必要で、この2色を同時に持てるのは基本的にX染色体を2本持つメス猫だけ。

オス猫はXY染色体を持つため、通常は黒か赤、どちらか一方の色しか発現しません。
そのため、サビ柄のオス猫は極めて稀(3万匹に1匹とも)とされ、サビ猫=珍しいと言われる要因になっています。
さらに、サビ猫は人気猫種に比べて繁殖が意図的に行われていないケースが多いため、ペットショップではあまり見かけません。
そのため、日常生活でサビ猫に出会うチャンスが少なく、見かけない=珍しいと感じられやすいのです。
また、サビ猫の毛色は一見すると地味に見えることもあり、派手な模様の三毛猫やキジトラに比べて注目されにくいのも影響しています。
ですが、その奥ゆかしい魅力に気づいたとき、サビ猫ファンになる人も少なくありません。
サビ猫の性格も珍しい?実は通好みの魅力が満載

サビ猫は、見た目だけでなく性格もまた個性的で面白いと注目される存在です。
多くの飼い主さんが口を揃えて言うのが、ツンデレ・気が強い・でも心を開くと甘えん坊というサビ猫らしい性格。
サビ猫は総じて自立心が強く慎重で用心深い傾向があります。
最初は距離を取ることが多いですが、信頼関係が築けると急に甘えてきたり、飼い主のそばを離れなくなったりとギャップのある行動を見せてくれます。
この気まぐれだけど心を許すと一途という性格が、猫好きの中でもとくに通の人々に愛される理由のひとつです。
また、個体差はあるものの、頭の良さや観察力に優れた子が多いとも言われており、人間の気配や気分を敏感に察する」「静かに見守ってくれるといったエピソードもよく聞かれます。

性格がはっきりしていて簡単には媚びない。
でも、一度心を開いてくれたときの深い愛情。
それが、サビ猫が珍しくて特別とされる大きな理由なのです。
サビ猫と出会える場所は?

サビ猫はその希少性から、出会うのが難しいのでは?と思われがちですが、意外にも保護猫の世界では比較的見かけることが多い猫種でもあります。
というのも、サビ猫は計画的に繁殖されることがほとんどなく、自然繁殖によって生まれることが多いためです。
そのため、野良猫や地域猫の中にはサビ猫が混ざっていることがあり、保護団体や譲渡会で出会える可能性が高いのです。
一方で、ペットショップではほとんど見かけません。
理由はシンプルで、サビ猫はその独特な見た目から好みが分かれるとされ、一般的な商業ルートではあまり扱われない傾向があるからです。
もしサビ猫を家族に迎えたいと思ったら、以下のような場所がおすすめです。
サビ猫を探しているならココ
- 地元の保護猫カフェや譲渡会
- 地域の動物愛護センター
- SNSで保護活動を行っている個人や団体
- 「ジモティー」や里親募集サイト
保護猫との出会いは運命的なもの。
特にサビ猫は柄の出方も個体差が大きいため、この子しかいない!という特別感を感じることも多いでしょう。
実際に飼っている人の声「サビ猫ってこんなに個性的!」

実際にサビ猫と暮らしている飼い主さんたちからは、もう他の柄の猫には戻れない!という声がたくさん聞かれます。
SNSやブログには、サビ猫ならではの愛らしさや個性的なエピソードが溢れています。
例えば─
🟠 気まぐれなのに急に甘えてくる!
「ツンツンしてたのに、ある日突然ゴロゴロ甘えてくれた時の感動は忘れられない」と語る飼い主さんも。サビ猫は心を許した人にだけ見せる特別な表情があります。
🟠 他の猫にない落ち着きと存在感
サビ猫は地味かわいいとも言われますが、その渋さや落ち着いた雰囲気が家にいるだけで癒しになる・絵画のように美しいと評価されることも。特に年齢を重ねるごとに美しさが増すという声も多いです。
🟠 他の猫と一線を画すマイペースさ
何を考えているのか読めないけど、そこがまたいい・自分の世界がある感じがたまらないと、その独特な距離感を楽しむ飼い主さんもたくさんいます。
さらに最近では、サビ猫の魅力がじわじわと注目されており、インスタグラムやX(旧Twitter)などのSNSでサビ猫ファンが増加中。
#サビ猫のハッシュタグを検索すれば、表情豊かで個性的なサビ猫たちにたくさん出会えますよ。
まとめ:サビ猫は確かに珍しい。でもそれ以上に“魅力的”
サビ猫は、オスの存在が極めてまれであったり、ペットショップではあまり見かけなかったりと、珍しい猫と言われる理由が確かにあります。
でも、実際に彼女たちと出会い暮らしてみると、その魅力は珍しいだけでは表しきれないほど深くて個性的です。
唯一無二の被毛模様、ツンデレな性格、そして心を許した相手にはとことん甘えるギャップ。
サビ猫は、猫好きにとってまさに知る人ぞ知る名品のような存在です。
もしあなたがちょっと珍しい猫を飼ってみたい・個性的な猫と暮らしたいと思っているなら、ぜひサビ猫を選択肢に入れてみてください。
出会ったその瞬間、あなたにとって世界にたった一匹の宝物になるかもしれません。

