「キジトラって、なぜか人気ないよね…」
そんな声をネットや猫好きの間で見かけたことはありませんか。
猫といえばスコティッシュフォールドやマンチカン、アメリカンショートヘアなど、見た目の特徴が強い純血種が人気を集めがち。
でも、日本で昔から親しまれてきた“キジトラ”の猫たちは、保護猫サイトや譲渡会でもなぜか後回しにされがちです。
今回はそんな「キジトラは本当に人気がないのか?」という疑問について、理由や背景、そして実は知る人ぞ知るキジトラの魅力について掘り下げていきます。
キジトラってどんな猫?特徴と魅力をおさらい

キジトラと一緒に暮らしているあなたなら、毎日の何気ない仕草や表情にたっぷり癒されているのではないでしょうか。
でも改めて、「キジトラってどんな猫?」と聞かれると、意外と説明に困ることってありませんか。
キジトラとは、茶色やグレーをベースに黒っぽい縞模様(虎柄)が入った猫のことを指します。
野性味のある見た目から、昔ながらの日本の猫という印象が強く、実際に日本の野良猫や地域猫の中でも多く見かける毛色です。
性格は個体差があるとはいえ比較的賢くて慎重派。
最初は警戒心が強くても、心を開くととことん甘えてくれる“ツンデレ系”が多いとも言われています。
「抱っこは嫌がるけど、気づいたら近くで寝てる」なんてこと、よくありますよね!
また、キジトラはミックス猫に多いため遺伝的に丈夫で健康的な子が多いというのも実は大きな魅力のひとつ。
病院のお世話になる回数が少なければ飼い主としても安心ですよね。
「派手じゃないけど、飽きがこない」──そんな落ち着いた可愛さが、キジトラの大きな魅力だと思います。
「キジトラは人気がない」って本当?その理由とは

キジトラを飼っている身としては、「人気がない」なんて信じられない話ですよね。
でも、実際にSNSや保護猫の譲渡会を見ていると、キジトラの子だけがなかなか里親が決まらない…なんてケースも少なくありません。
では、なぜ「人気がない」と言われてしまうのでしょうか。
見た目が“地味”だと思われがち
キジトラの模様は、日本人にはなじみ深いぶん、「よくいる柄」「珍しくない」と思われてしまうことがあります。
特にペットショップで見かける純血種のような特徴的な見た目と比べると、派手さに欠けるという印象を持たれがちです。
SNS映えしにくい?
最近では、猫の人気がSNSでの「映え」や「バズり」に左右されることも。
目の色が特徴的だったり足が短かったりする猫種は写真映えしやすく、拡散されやすい傾向があります。
それに比べるとキジトラは渋めの魅力なので、注目されにくいという面もあるかもしれません。
野良猫っぽいというイメージ
キジトラは日本で古くから自然に増えてきた猫のため「野良猫っぽい」「昔実家にいた猫に似てる」という感想を持たれることもあります。
これは懐かしさと紙一重ではありますが、家で飼う猫=もっと特別感がほしいという層には刺さらないのかもしれません。
なぜ他の猫種に人気が集まるのか?キジトラとの比較

キジトラを飼っている私たちにとっては「なんで他の猫ばかり人気なの?」と不思議に思ってしまうこともありますよね。
ここでは、よく名前の挙がる人気猫種とキジトラを比べながら、その人気の秘密を探ってみましょう。
スコティッシュフォールド:丸顔&垂れ耳のキュートさ

スコティッシュフォールドは、その独特の垂れた耳と丸いフォルムが人気の秘密。
ぬいぐるみのような見た目が特に女性や子どもに大人気です。
一方、キジトラは野性味がありシャープで落ち着いた印象。
見た目のインパクトで比べると、どうしてもスコティッシュに目を奪われやすくなってしまうんですね。
マンチカン:足の短さがたまらない

マンチカンは短足猫として有名で、歩く姿やポーズに愛嬌がありSNSでもバズりやすい存在。
キジトラにはそうしたユニークさは少ないですが、その分スタンダードで安定した猫らしさが魅力です。
見た目の個性に左右されない良さとも言えます。
アメリカンショートヘア:洋猫の上品なルックス

アメショはシルバー系の毛色と整った縞模様が印象的で、まさに「洋猫」の美しさを体現しています。
キジトラも縞模様を持っていますがよりナチュラルで素朴な印象。
高級感よりも親しみやすさを大切にしたい人には、むしろキジトラがぴったりです。
実は飼いやすい!キジトラの魅力5選

派手さはないかもしれないけれど、一緒に暮らすと「やっぱりキジトラでよかった」と思わせてくれる―そんな魅力がキジトラにはたっぷり詰まっています。
ここでは、実際に飼っている人だからこそわかるキジトラの魅力を5つにまとめてご紹介します!
① 健康で丈夫な子が多い
キジトラはミックス(雑種)であることが多く、遺伝的に強い個体が多いと言われています。
病気になりにくく医療費も少なくて済むため、初めて猫を飼う人にも安心。
動物病院の先生から「この子は丈夫ですね〜」と言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。
② 適度な距離感で付き合いやすい
キジトラには、甘え上手だけどべたべたしすぎない猫らしい猫が多い印象。
構ってほしい時は近寄ってくるけど、そうでないときはそっとしておいてくれる…そのバランスが心地よいんですよね。
③ 毛が抜けにくく、お手入れがラク
短毛のキジトラが多いため、ブラッシングの頻度も少なめでOK。
換毛期は多少の抜け毛はありますが長毛種に比べれば圧倒的にラク。
掃除の手間もそこまでかかりません。
④ 頭が良く、環境適応力が高い
キジトラは警戒心が強めで慎重派の反面、一度慣れると新しい環境にも落ち着いて対応できる子が多いです。
お留守番も上手だったり来客があっても無駄に騒がなかったりと、とにかく育てやすい!
⑤ 飽きがこない“ナチュラルな美しさ”
派手さがないからこそ、毎日見てても飽きないのがキジトラ。
光の当たり方で毛並みの印象が変わったり、背中の柄がまるで虎のようだったり。
素朴さの中に個性がちゃんとあるんですよね。
どれも地味だけど、じんわり嬉しい魅力ばかり!
人気がないなんて誰が言ったの!?って気持ちになりますよね(笑)
見た目以上に奥が深い?キジトラをもっと知ってほしい理由

キジトラって最初は「地味」と思われるかもしれません。
だけど、一緒に暮らすうちその奥深さと味わい深さにどんどんハマっていく─
そんな経験をしている飼い主さんはきっと多いはずです。
日によって違って見える「柄」の表情
キジトラの縞模様は一匹ごとに全然違います。
背中に「M」の字がある子、うずまき模様が入っている子、細かいストライプがびっしり入った子などなど。
光の当たり方で毛の色が変わって見えることもあって、まるでアート作品のような美しさがあるんです。
無言で語る目つきとしぐさ
キジトラってなんとも言えない表情を見せてくれますよね。
甘えたいときは目がとろんとして、遊びモードになるとキリッとした野性の目に。
言葉はなくても目やしぐさで心の中を伝えてくれる…
そんな不思議なコミュニケーションができる相手です。
派手じゃないけど馴染む存在
ソファの隅っこやこたつの中、窓辺の陽だまりなど、どこにいても自然にその空間に溶け込んでいるのがキジトラ。
派手さはないけど暮らしの中に寄り添ってくれる存在感があるんです。
まさに「家族の一員」としての安心感があります。
見た目じゃなくて中身で勝負!
人気猫種のような見た目の派手さはなくても、キジトラは一緒に暮らしてこそわかる魅力のかたまり。
飼い主だけが知っている特別な表情や行動があるからこそ、「この子でよかった」って心から思えるんですよね。
まとめ:キジトラが人気ないなんて、もう言わせない!
ここまで「キジトラって本当に人気がないの?」というテーマで、その理由と実際の魅力について掘り下げてきました。
キジトラは派手な特徴こそないけれど、
✔ 健康で飼いやすく
✔ 落ち着いた性格で付き合いやすく
✔ 一緒に暮らすほど味が出る“猫らしい猫”
見た目だけで判断されがちな時代に、キジトラは“中身で勝負”できる貴重な存在。
飼い主にだけ見せる表情やしぐさは、他の猫には真似できない唯一無二の魅力です。
もしあなたの周りに「キジトラって地味だよね」「人気ないんでしょ?」なんて言う人がいたら、ぜひ、うちの子の魅力をたっぷり語ってあげてください。
キジトラを愛する飼い主のひとりとして、胸を張って「この子が一番」って言いましょう!
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