猫好きの間で根強い人気を誇る「キジトラ」ですが、ネット上では時おり「キジトラは性格が悪い」といった声を目にすることもあります。
見た目は可愛らしくて野性味もあるのに、なぜそんな噂が広まっているのでしょうか。
今回は、「キジトラ 性格が悪い」というキーワードの真相に迫りつつ、実際の性格傾向や飼い主さんたちの声を交えてご紹介していきます。
キジトラとは?特徴と魅力

キジトラとは、猫の毛色(模様)の一種で「キジ」はキジ鳥、「トラ」は虎に由来しています。
その名の通り、茶色をベースに黒い縞模様が入っている姿はまるで小さな虎のよう。
日本では昔から親しまれている非常にポピュラーな柄の猫です。

キジトラの見た目の特徴
キジトラ猫の代表的な見た目をみていきましょう。

左からスタンダードなキジトラ、暗めな毛色の黒キジトラ、渦巻模様のクラシックタビー。
どれも自然界でカモフラージュしやすい柄として進化してきました。
キジトラが多い理由
キジトラ柄は猫の原種に近い模様とされており、自然界で生き抜くためのカモフラージュにもなっていました。
そのため、野良猫や保護猫の中でもキジトラは非常に多く見られます。
特に日本では古くからキジトラ柄の猫が身近にいたため、「猫といえばキジトラ」というイメージを持つ方も少なくありません。
見た目だけじゃない!キジトラの魅力
キジトラはその野性味ある見た目だけでなく、体が丈夫で運動能力も高いのが特徴です。
また、どこか「猫らしい猫」といった性格をしており、愛嬌がある反面、ちょっと気まぐれなところも魅力のひとつです。
「キジトラ 性格が悪い」と言われる理由とは?
ネットやSNSを見ていると、「キジトラ 性格が悪い」「うちのキジトラは気が強すぎる」といった声が時折見られます。
一体なぜそんな印象を持たれてしまうのでしょうか。
キジトラは気が強い?その印象の背景
まず前提として、キジトラというのは「柄の名前」であって品種(猫種)ではありません。
しかし不思議なことに、キジトラ柄の猫には「気が強くてマイペース」「人間に媚びない」「ツンデレ」というような共通点が多く語られています。
これは偶然ではなく、キジトラがもともと野良猫として暮らしていた割合が高いことも関係しています。
自然界で生き抜いてきたキジトラは慎重で警戒心が強く、自分のペースを崩さない性格が育まれた傾向にあります。
そのため飼い主が「なつかない」「呼んでも無視する」「攻撃的に見える」と感じることがあり、それが「性格が悪い」と思われてしまう原因のひとつです。
ネット上の声を見てみると…
いくつか実際に見られる声を紹介すると:
- 「キジトラってなんかツンツンしてない?」
- 「うちのキジトラ、撫でてたら急に噛んでくる」
- 「ほかの猫より自己主張が強い気がする」
こうした体験から「キジトラ=性格が悪い」という印象が広まっているのかもしれません。
実は“人間に媚びない”=“自立心がある”
ここで少し見方を変えてみましょう。
「甘えない」「なつきにくい」「自己主張が強い」——これは言い換えれば、自立心が強く、頭の良い猫とも言えます。
人間の感情や反応に敏感なキジトラは飼い主の様子をしっかり観察した上で、「今は関わらない方がいい」「これはイヤ」と判断して行動しているのかもしれません。
むしろその賢さや独特の距離感を楽しめるようになると、「キジトラって本当に面白い猫だな」と感じるようになる人も多いのです。
実際のところ、キジトラの性格はどうなの?

「キジトラは性格が悪い」といった声がある一方で「うちの子はとっても優しい」「甘えん坊だよ!」という意見もたくさん見られます。
実際のところキジトラの性格は本当にきついのでしょうか。
ここでは飼い主さんたちの声や専門家の見解を元に、リアルなキジトラの性格を探っていきます
飼い主たちのリアルな声
飼い主Aさん(30代・女性)
「うちのキジトラはすごく頭がいい子です。ドアも引き戸も開けられるし、わがままだけど空気を読む力があるというか…。家族が落ち込んでるときはそっと近くに寄り添ってくれるんです。」
飼い主Bさん(50代・男性)
「最初はなかなかなつかなくて悲しくなりました。でも一度信頼関係ができてからは毎晩ベッドに入ってきて寝てます。気難しいというより信用できる相手か見ているって感じですね。」
飼い主Cさん(20代・学生)
「キジトラの『性格悪い説』見たことあるけどうちの子はめちゃくちゃ甘えん坊ですよ!お腹見せて転がってくるし、構わないとスネるくらい(笑)」
獣医師や動物行動学の専門家の見解
猫の性格には毛柄(模様)ごとの傾向が見られるという研究もあります。
海外の研究では、キジトラ猫(tabby cat)は「好奇心旺盛で活発」「知的で自立心がある」とされる傾向があると言われています。
また、キジトラは野生的な模様を持つことから「狩猟本能が強め」「マイペースで独立心がある」といった性格を示すことが多いとも言われています。
これは「性格が悪い」わけではなく「自分の意志をしっかり持っている」というタイプの猫とも言い換えられます。
結論:キジトラの性格は“奥が深い”
結局のところキジトラに限らず、猫の性格は一匹一匹まったく違います。
その中でキジトラは、とにかく個性が強く出やすいタイプが多いのかもしれませんね。
- 最初はツンツンしていても、心を許すと甘える
- 他の猫より人の様子に敏感
- ひとり遊びが好きだけど、寂しがり屋でもある
そんなツンとデレの振り幅が大きいところが、まさにキジトラの魅力なのです。
ワンポイントまとめ
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 慎重さ | 警戒心が強く、初対面では距離を取る傾向あり |
| 知性 | 状況判断が上手で、人の行動をよく観察している |
| 甘えん坊度 | 一度心を許すとベッタリになることも多い |
| 独立心 | 抱っこが苦手な子も多いが、自分のペースを大切にしている |
性格が悪いのではなく“個性的”なキジトラの魅力に迫る

「キジトラは性格が悪い」と言われる背景には、気が強かったり人間にベタベタしないという特徴が関係しています。
でもそれって本当に悪いことなのでしょうか?
この章ではちょっとクセのあるキジトラの性格を個性として見直し、その魅力に迫っていきます。
気まぐれ=自由でマイペースな魅力
キジトラは「構ってほしい時だけ寄ってくる」「気分で態度が変わる」など、いわゆる猫らしい性格を強く持つ子が多いです。
でもこのマイペースさは、無理に媚びず自然体で生きている証。
相手に合わせすぎず、自分のリズムを大切にしているその姿はむしろ憧れる人もいるのではないでしょうか?
距離感のある愛情がクセになる
ベタベタした関係よりも、ちょっとした距離の中にある信頼関係を築くのが得意なキジトラ。
近寄ってこない日があってもふとしたときにそっと隣に座ってくれたりする――そんな瞬間に、特別な愛情を感じる人も多いようです。
ちなみに、うちのキジトラはまるでツンデレな恋人みたい。
他の猫と遊んでるとジトっと見てくるけど、自分からはなかなか甘えてこない。
でも夜中になると、布団に潜り込んできて腕にアゴを乗せて寝てくれたり腕の中でまん丸になって寝てくれます。
頭がいいからこその“こだわり行動”
キジトラは、比較的知能が高くてこだわりが強い子が多いと言われています。
おもちゃの好み、食べ物の選り好み、トイレの位置にうるさい……など「ワガママ」と取られがちな行動も、実は自分なりのルールを持っているだけなのかもしれません。
これは犬とは違う猫という動物らしさのひとつ。
キジトラはその傾向が少し強めなだけなのです。
キジトラの賢さについて詳しく知りたい方はこちらの記事もオススメです!

「人間くさい猫」との暮らしは、毎日が飽きない
キジトラはまるで人間のような感情表現をする子も多く、表情や態度の変化が豊かです。
- 拗ねる
- 機嫌を取ってくる
- 自分の思い通りにならないとイジケる
など、一緒に暮らしていると「今、絶対ムッとしてる」とわかるような仕草をしてきます。
そんな一面に、生き物としての奥深さや唯一無二の個性を感じる飼い主さんも多いようです。
ワンポイントまとめ:キジトラの個性は宝物
| 言われがち | 実はこう見える |
|---|---|
| 性格が悪い | 自分のペースを大切にしている |
| なつかない | 信頼できる人にだけ心を開く |
| ツンツンしてる | 甘え方が控えめで上品 |
| ワガママ | 頭が良くてこだわり派 |
キジトラと上手に付き合うためのコツ

キジトラの性格は「わが道を行くタイプ」「人を選ぶタイプ」とも言われるように、少し気難しい一面も。
でも、そんなキジトラと心を通わせるにはちょっとした“コツ”があります。
この章では、キジトラの個性を尊重しながら、良い関係を築いていくためのポイントをご紹介します。
① 無理に触らず“見守る距離感”を意識する
キジトラは自分のタイミングで人と関わりたいタイプが多め。
構いすぎたり、しつこく抱っこしようとすると嫌がられてしまうこともあります。
ポイント
- 近づいてきたときだけ撫でる
- 抱っこは短時間でサッと済ませる
- 一人になれる場所を用意しておく(高い棚やキャットタワーなど)
キジトラは「見られてること」に敏感なので、黙って見守っているとふとした瞬間に近づいてきてくれることもありますよ。
② ごはんや遊びで信頼を積み重ねる
食事や遊びの時間は信頼関係を築く大きなチャンス。
気まぐれなキジトラでも、「この人と一緒にいると楽しい!」と思わせられればどんどん心を開いてくれます。
おすすめの遊び方
- 猫じゃらしなど、動きのあるおもちゃが◎
- 狩りの本能を刺激するような、追いかけっこタイプが好反応
- ごはん前後に遊んであげると、ルーティンになって仲が深まりやすい
③ 褒め上手になると、キジトラは変わる!
キジトラは「褒められるのがわかる子」も多いです。
たとえば、トイレをきちんと使ったりお利口にしてた時に「いい子だね〜!」と声をかけてあげると、ちゃんと覚えてくれることも。
人の感情に敏感だからこそ「この人に認められている」と感じると行動が変わってくるんです。
④ 気分屋でもOK!一貫した態度で安心感を
キジトラのツンデレ気質に振り回されないことも大事です。
「今日は甘えてこない…」と不安になったり、「なつかないから」と無関心になると猫も混乱してしまいます。
大事なのは“安定感”
- いつも同じ時間に声をかける
- 決まったタイミングで遊ぶ or ごはんをあげる
- 飼い主の機嫌に左右されない態度をとる
安心できる存在になれば、少しずつ心の壁を崩してくれるはずです。
キジトラの“性格が悪い”を“個性”に変える接し方まとめ
| お悩み | 接し方のヒント |
|---|---|
| なかなかなつかない | 無理に構わず、そっと見守る |
| ツンデレで振り回される | 一貫した態度で接する |
| 甘えてくれない | 食事や遊びを通して信頼を育てる |
| いたずらが多い | 頭が良いので、遊びでエネルギーを発散させる |
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キジトラのオスの性格についてはこちら!

まとめ:キジトラの性格は悪くない、むしろ魅力的!
「キジトラは性格が悪い」という噂は、たしかにネット上ではよく目にします。
でも実際には、気が強い=性格が悪いわけではないということがここまで読んでくださった皆さんにはきっと伝わったはずです。
本当のキジトラはツンデレで愛嬌たっぷりな存在。
信頼関係ができると、
- そっと寄り添ってきたり
- 目を見つめてきたり
- 気まぐれにすり寄ってきたり
そんな心を許してくれた瞬間は、たまらないほど愛おしく感じられます。
まさに「振り向いてくれた時の喜び」がクセになる――それがキジトラの魔力です。
そして最後に忘れてはいけないのが猫の性格は1匹1匹違うということ。
キジトラの中にも甘えん坊な子、のんびり屋な子、内気な子……本当にさまざまです。
「性格が悪い」と決めつけずその子だけの個性として受け入れたとき、キジトラとの暮らしはもっと楽しく、もっと深くなっていくはずです。
その魅力を見つける旅こそが、猫との暮らしの醍醐味かもしれませんね。
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