今回は、我が家に一番最初にきてくれた猫、キジトラのふーちゃんとの出会いについて書きたいと思います。
2025年で10歳になる私たちのアイドルふーちゃん。
今では一家の中心で、「女王様」のように振る舞う存在ですが、最初に出会ったときは、体調を崩していた様子だったのです。
初めての猫との暮らし。
健康面への不安と期待が入り混じる中、私たち家族とふーちゃんとの物語が始まったのです。
私たち夫婦が猫と暮らし始めるまでの経緯はこちらの記事をどうぞ!

きっかけは「ネコジルシ」での出会い

猫との暮らしを考え始めた私たち夫婦。
「ペットショップではなく、保護猫から迎えたい」と思い、保護猫募集サイト「ネコジルシ」を覗いてみました。
すると、たくさんの猫たちの中に、ふと目に留まる子がいました。
名前は「さくらちゃん」。
生後7ヶ月のキジトラの子猫で、公園で生まれ育ったとのこと。

しかし、プロフィールには少し体調を崩しているという記載があり、初めて猫を飼う私たちには、健康面での不安が頭をよぎりました。
でも、掲載されていた写真のさくらちゃんのかわいい瞳が、私たちの心に強く訴えかけてきたのです。
公園で育った人懐っこいキジトラ
後日、ボランティアさんと連絡を取り、さくらちゃんの詳しい経歴を教えてもらいました。
さくらちゃんは、ある公園で生まれました。
その場所では近くで商店を営んでいる方が野良猫たちのために小屋を作り、ご飯を与えてくれていたそうです。
人懐っこい性格で、公園に遊びに来た子どもたちに毎日抱っこされて育ったとのこと。
そのため、すでに「人間は怖くない存在」と感じていたようです。
やはり最初が肝心なのかもしれませんね!

やがて、公園にいた地域猫たちはボランティアさんによってTNR(※不妊手術などを通じて地域で見守る仕組み)されました。
さくらちゃんも一度は公園に戻されましたが、その後体調が悪くなったため、再び保護されたのです。
ちなみに、通常猫たちを保護するためには、専用の装置を使うのが一般的。
しかしふーちゃんは手でヒョイと抱っこすることができたとボランティアさんが仰っていました。
たぶん家猫になりたかったんでしょうね。

初めての対面と決断

私たちはボランティアさんが所属している譲渡会の会場で、さくらちゃんと初めて顔を合わせることになりました。
少し元気になってきたふーちゃんを抱っこさせてもらったとき、
「この子しかいない。この子と一緒に暮らしたい」
その場で里親になることを決めたのです。

ふーちゃん、ついに我が家へ

そして、2016年2月14日の強風の日。
やっとやっとさくらちゃんが我が家に来てくれました。
私たちはこの日を一生忘れないでしょう。
ボランティアさん2人がさくらちゃんを連れてきてくれて、私たちは初めてということもあり、さくらちゃんが使っていたゲージと猫トイレを貸してくれました。
ゲージを組み立て終わってさくらちゃんを入れ、4人でお茶を飲みながら話をしていると、さくらちゃんがカウンターに乗っておもちゃのネズミを私の頭の上に落としました。
ボランティアさんは本当に驚き、
「こんなにすぐゲージから出て遊んで欲しいなんていう子、今まで見たことないです」
と言っていました笑。
そして、「風邪(ふう)を乗り越え、風(ふう)の日にやってきた子」として、名前を「ふーちゃん」に改めました。
初日からデレデレの甘えん坊

さて、初日から物怖じもせず、歩き回って遊んでと言っていたふーちゃん。
夜はゲージに入ってもらい(扉は開けたまま)、寝ていると、なんと私たちの布団に潜り込んできたのです!
しかも真ん中に!!

猫初心者だった私たちは驚きつつも、もうこれでふーちゃんの虜に。
ふーちゃんのためならなんでもします!という下僕の決心をします。
それから、夫婦とふーちゃんの3人での新生活が始まりました。
ふーちゃんの個性と今の暮らし

ふーちゃんと暮らしていくうちに、彼女の強烈な個性が次第に明らかになってきました。
ふーちゃんの特徴
- 女王様気質:自分が家の中心であると理解している
- お父さん大好き:主人のことがとにかく好き。常にべったり
- 膝の上が大好き:座ればすぐに膝に飛び乗ってくる
- おやつ大好き:ウェットフードはあまり好きではないが、おやつには目がない
- ワガママ:要求が通らないと鳴いて主張。絶対に諦めない
- 面倒見がよい:後に迎えた猫たちの世話をよく焼く
- チャイと仲良し:相棒のような存在
とくにお父さんラブな一面には、笑ってしまうほど。
「お父さんが家にいる=ふーちゃんの至福の時間」です。
ふーちゃんは今でも毎晩、お父さんの布団にもぐり込んで寝ています。
ふーちゃんが教えてくれたこと

健康な子じゃないと大変かもしれない――
そんな不安を乗り越えて迎えたふーちゃん。
実際にふーちゃんと暮らすことで、そんな考えは吹き飛びました。
ふーちゃんは今10歳ですが、定期検診はオールクリア。
彼女が私たちに教えてくれたのは、
「完璧な子を探すのではなく、一緒に幸せを作っていく」ということ。
猫も人間も、最初から完璧な存在などいません。
一緒に過ごしながら、お互いのことを理解し、信頼し、かけがえのない家族になっていくのだなと実感しています。
10年経った今、ふーちゃんは私たちに多くの愛情を与えてくれています。
ふーちゃんと共に過ごす時間の尊さを感じる毎日。
ふーちゃんとの出会いがなければ、今の私たちの幸せはなかったと断言できます。
まとめ|保護猫との出会いは、かけがえのないご縁
ふーちゃんとの出会いを通じて、私たちは「保護猫を迎える」という選択がいかに尊く、かけがえのないものかを実感しました。
最初は不安もありました。
健康状態や性格、人間との相性など、初めて猫を迎える家庭にとって心配事は尽きません。
でも、実際に暮らしてみると、そんな心配は絆と愛情に変わります。
猫はこちらが愛情を示せば示すほど、深い信頼を寄せてくれるようになるのです。
保護猫たちは、過酷な環境を乗り越え、もう一度「家族」というぬくもりを探しています。
ふーちゃんのように、お外で頑張って生きてきた子たちが、新しい家族と出会い、幸せになる瞬間は、何物にも代えがたい喜びです。
これから猫との暮らしを考えている方へ。
どうか、保護猫という選択肢を考えてみてください。
あなたが迎えたその一歩が、一匹の猫に第二の幸せな人生を贈ることになります。
そしてきっと、あなた自身にも想像以上の幸せと学びをもたらしてくれるでしょう。

