ふんわりとしたオレンジ色の被毛と、どこか親しみやすい表情で人気の茶トラ猫。
保護猫や野良猫のイメージが強い一方で、ペットショップなどから迎え入れる場合その値段に驚く人も少なくありません。
実は茶トラ猫には雑種と純血種によって価格に大きな差があるほか、性別や毛の長さ、月齢、地域などでも相場が変動します。
この記事では茶トラ猫の平均的な値段の相場や購入時の注意点、そして値段以上の魅力についてもたっぷりとご紹介します。
茶トラの猫を家族に迎えたいと考えている方はぜひ最後までご覧ください。
茶トラ猫ってどんな猫?

茶トラ猫とは、全体的に赤茶色〜オレンジ色の被毛に縞模様(タビー模様)が入っている猫のことを指します。
正式にはレッドタビーと呼ばれることもありますが、日本では茶トラという呼び方で親しまれています。
その姿はとても愛らしく、まるでアニメのキャラクターのような温かみを感じさせる見た目が特徴です。
特に、丸みを帯びたフォルムややや大きめの体つき、愛嬌のある表情が「癒される」「ほっとする」と多くの猫好きの心を掴んで離しません。
性格的には甘えん坊・人懐っこい・おっとりしているといった傾向がよく語られます。
もちろん個体差はありますが、実際に多くの飼い主から茶トラの子はとにかく性格がいい!という声も聞かれます。
また、オスの比率が非常に高いという特徴もあります。
遺伝的な要因で茶トラ猫の約8割はオスだと言われており、体格が大きくがっしりした子が多いのもこのためです。
そんな見た目も性格も魅力たっぷりな茶トラ猫。
次の章では、その気になるお値段について見ていきましょう。
茶トラ猫の値段相場とは?

茶トラ猫を家族に迎えたいと思ったとき、まず気になるのがその値段ではないでしょうか。
実は、茶トラ猫の価格は迎え入れ方によって大きく異なります。
ここではペットショップ・譲渡のそれぞれのケースを比較してみましょう。
ペットショップでの価格
ペットショップで販売されている茶トラ猫は、一般的に3万〜20万円程度が相場です。
価格の幅はかなりありますが以下の要因で変動します:
ペットショップでの茶トラ猫の価格
- 血統書の有無(純血種か雑種か)
- 月齢(子猫は高くなりがち)
- 性別(オスのほうがやや人気)
- ワクチン接種や健康診断の有無
特に、アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドなどの茶トラ柄の純血種になると、20万円以上になることもあります。
保護猫なら費用は違う意味で安心
茶トラ猫は日本国内に多く存在し、野良猫や保護猫として出会える可能性も非常に高い猫種です。
そのため、保護猫団体や地域の譲渡会で茶トラに出会える確率はとても高いです。
譲渡の場合無料とはいえ、医療費や去勢・避妊手術代、ワクチン費用などを含めた譲渡費用(1万〜5万円程度)が必要です。
とはいえ、これは猫の健康を守るための必要経費。
結果としてはペットショップよりもぐっと費用を抑えられ、かつ命を救うことにもつながります。
茶トラ猫を迎える手段は“購入”だけじゃない

茶トラ猫を家族に迎える方法は、ペットショップだけではありません。
むしろ今の時代、保護猫という選択肢が広がりを見せています。
実際、茶トラ猫は保護猫の中でも出会える機会が非常に多い種類です。
これは、茶トラ猫が日本に多く存在する雑種であること、そして繁殖力の高い地域猫としてよく見かけられることに由来します。
なぜ茶トラ猫は保護猫として多いのか?
- 繁殖数が多い(特にオスが多く生まれる)
- 人懐っこく、外で人間に近づきやすいため保護されやすい
- 茶トラ柄は珍しくなく、ペットショップでの商品価値が高くないと判断されやすい
そのため、保護団体や地域猫ボランティアの間でも茶トラの子はよく見かける「里親募集に出しやすいという声があがります。
出会いの場はどこにある?

以下のような場所で、茶トラ猫と運命的な出会いが待っているかもしれません。
保護猫の茶トラ猫と出会える場所
- 動物保護団体のホームページ(例:ペットのおうち、ネコジルシ)
- 地域で開催されている譲渡会・里親会
- SNSで個人ボランティアが発信している里親募集情報
- 動物愛護センターや保健所(期限付きで保護されている場合も)
かわいい茶トラを家族にしたいと思ったときこそ、ぜひ保護猫という出会い方を選択肢のひとつに入れてほしいのです。
保護猫の魅力と迎えるメリット

茶トラ猫に限らず、保護猫を迎えるという選択には命を救うという尊い意味があります。
しかしそれだけでなく、飼い主にとっても多くの具体的なメリットがあることをご存知でしょうか。
ここでは、茶トラの保護猫を迎えることで得られるメリットや安心感について詳しくご紹介します。
1. 譲渡費用が明確で、初期医療が済んでいることが多い
保護団体やボランティア経由で猫を迎える場合、譲渡費用の目安は1万円〜5万円前後。
一見すると無料ではありませんが、多くの場合、
- ワクチン接種
- ノミ・ダニ駆除
- ウイルス検査(白血病・エイズ)
- 去勢・避妊手術
- 健康診断や一時的な保護費用
などの医療費がすでに含まれています。
これは、後々のトラブルや病気を防ぐためにも非常に安心です。
2. 性格がわかる状態で迎えられる
保護猫はある程度成長した状態で保護されるケースが多く、性格や体調がはっきりしています。
甘えん坊だったり、ちょっと人見知りだけど慣れるとべったりなど、事前に性格を知ったうえで迎えられるのは初心者の方にとっても大きな安心材料です。
また、茶トラ猫はもともと人懐っこく、環境に馴染みやすい性格が多いとされるため、保護猫としても比較的スムーズに家庭に入ってくれることが期待できます。
3. 命をつなぐという経験は、心を豊かにしてくれる
買うより迎えることの意味。
それは、単なる価格の話ではなく命を救うという尊い体験を伴うものです。
この子と出会えてよかったと思える瞬間は、お金では決して得られないもの。
保護猫との出会いは飼い主の人生もあたたかく変えてくれる力があります。
茶トラ猫を迎える前に考えたいこと

茶トラ猫、特に保護猫として迎えられる茶トラたちは、性格も穏やかでとても飼いやすい子が多いと言われます。
しかし、どんなに可愛い猫でも命を預かる以上、しっかりとした準備と心構えが必要です。
飼育にかかる費用は?初期&毎月のコストを確認
猫を飼うには以下のような費用がかかります:
【初期費用の例】
- ケージやベッド:5,000〜20,000円
- トイレ・砂・食器類:5,000〜10,000円
- キャリーバッグやおもちゃ:5,000円前後
- ワクチンや健康診断(保護猫は済んでいることも):0〜10,000円
【月々の費用の例】
- フード代:3,000〜5,000円
- トイレ砂代:2,000円前後
- 健康管理費(予防接種・通院など):平均1,000〜2,000円程度
経済的な準備も重要なポイント。
特に保護猫は一時的に病院にかかる必要がある子も多いため、予備費を用意しておくと安心です。
終生飼養の覚悟を持つ
猫の平均寿命は約15年。
長い子では20年近く生きることもあります。
つまり、今の生活スタイルだけでなく、将来の引っ越し・仕事・家族構成の変化も見据えた覚悟が必要です。
最後まで責任を持つという気持ちを、迎える前にしっかり確認しておきましょう。
猫の性格に合った環境づくりを
おっとりした猫なら、静かな環境や落ち着ける寝床を用意してあげるのが最適です。
また、猫は上下運動が必要なのでキャットタワーなどの設置も必要。
猫の個性を大切にした暮らしの工夫がストレスのない共生につながります。
家族全員の同意があるかを確認
特に保護猫の場合、譲渡の条件として家族全員の同意が求められることが多いです。
これは、途中でやっぱり無理かもとなるのを防ぐため。
全員がしっかりと話し合い、また家族全員がアレルギーではないかどうか検査することも必要なこと。
この子を迎えようという気持ちを共有しておくことが大切です。
まとめ|茶トラ 値段で検索したあなたへ
「茶トラ猫の値段っていくらくらいなんだろう?」
そんな想いからこの記事にたどり着いたあなたへ、最後に一番伝えたいことがあります。
確かに、ペットショップなどで茶トラ猫を購入するとなればそれなりの費用がかかります。
純血種であれば10万円を超えるケースも珍しくありません。でも――
値段では測れない出会いが、保護猫にはあるのです。
茶トラ猫は日本の保護猫の中でも出会える確率がとても高い存在です。
そして穏やかで人懐っこい性格の子も多く、家族として迎えるには本当にぴったりなパートナー。
それは、お金では決して買えない「幸せ」です。
猫を買うのではなく、猫と出会う。
そんな視点を持つことで、あなたの人生も保護猫の人生も大きく変わっていくはずです。
この記事が、あなたと茶トラ猫との素敵な出会いにつながることを心から願っています。

