茶トラって、人懐っこい子が多い気がする…
そんな印象を持っている方は少なくありません。
実際にSNSや口コミでも、初対面なのにスリスリしてきた・まるで犬みたいに甘えてくるなど、茶トラ猫の人懐っこさに驚く声が多く見られます。
この記事では、なぜ茶トラ猫が人懐っこいと言われるのか、その理由や背景、実際に茶トラ猫と暮らしている飼い主さんの声を交えながら解説していきます。
これから茶トラ猫を迎えようと考えている方にも、ぜひ知っておいていただきたい魅力が詰まっていますよ!
茶トラ猫とは?|特徴と基本情報

茶トラ猫とは、全体的にオレンジ色や赤茶色の被毛に、縞模様(タビー柄)が入っている猫のことを指します。
明るく元気な印象を与えるその見た目と、どこかのんびりした雰囲気で多くの猫好きから愛される存在です
日本では茶トラという呼び方が定着していますが、英語ではオレンジタビーやジンジャーキャットとも呼ばれています。
茶トラ猫の見た目の特徴
茶トラとひとことで言っても、模様の入り方にはバリエーションがあります。
茶トラの模様バリエーション
- マッカレルタビー(縞模様が細かく縦方向)
最も一般的な茶トラ。虎のようなすっきりした縞が特徴。 - クラシックタビー(渦巻き状の模様)
背中に「渦」のような模様が入るタイプ。丸っこく見える印象。 - スポッテッドタビー(斑点模様)
縞ではなく斑点状の模様が全身にちりばめられた珍しいタイプ。

また、全身がオレンジ色に見える茶トラだけでなく、口元や手足、胸元などに白い毛が入った茶トラ白も人気があります。
白とのコントラストがより可愛らしく見え、写真映えもしやすいため、SNSでもよく見かけるタイプです。
性別の割合|茶トラ猫はオスが多い?
茶トラ猫の約8割はオスだと言われています。
これは、毛色を決める遺伝子がX染色体上にありオス猫はXYの組み合わせを持つため、1本のX染色体に茶トラ遺伝子があればその毛色が現れやすいためです。
一方でメス猫(XX)は、両方のX染色体に茶トラ遺伝子がそろわないと茶トラにならないため、メスの茶トラは非常に珍しい存在。
そのため、女の子の茶トラはレアでラッキー!と感じている飼い主さんも多いようです。
性格は?見た目とのギャップがない!?
一般的に、茶トラ猫はおっとりしていて甘えん坊、そして人が好きといった性格の子が多いと言われています。
もちろん個体差はありますが、明るく優しげな外見と中身が一致していることがさらに魅力を引き立てているようです。
茶トラは日本で大人気の猫色のひとつ
茶トラは保護猫としても多く見られますが、飼いやすくて性格が穏やかなため初めて猫を飼う人にもおすすめの毛色とされています。
また見た目が明るく縁起が良いとされ、金運アップや幸せを呼ぶ猫としてスピリチュアルな意味合いで語られることも。
茶トラのスピリチュアルな意味が知りたい方はこちらの記事がオススメ!

茶トラはなぜ人懐っこいの?その理由を解説

「茶トラ猫ってやたら人に懐いてくる気がする…」
そんな印象を持っている方は決して少なくありません。
実際に多くの飼い主さんが甘えん坊ですぐ膝に乗ってくる・犬のように懐いてくれると感じており、その性格は他の毛色の猫と比べてもユニークです。
ではなぜ、茶トラ猫は人懐っこいと言われるのでしょうか?
その理由を、いくつかの視点から深掘りしてみましょう。
① オス猫が多い=甘えん坊が多い?
茶トラ猫の約8割はオス猫と言われています。
これは、茶トラの毛色が性染色体(X染色体)に関係しているためです。

オス猫はXY、メス猫はXXの染色体を持っており、茶トラの遺伝子がX染色体上にあるためオスに多く表れやすいのです。
オス猫は性格的にメスよりも甘えん坊な傾向があるとされ、去勢後は特に穏やかでスキンシップを好むようになる子も多くなります。
そのため、オスが多い=甘えん坊が多い=茶トラは人懐っこいという説が広く知られるようになったのです。
② 顔立ちや声がやさしく、人間が心を開きやすい
茶トラ猫は目が丸くて大きかったり、口元が白くやわらかな表情をしている子が多い傾向にあります。
また鳴き声がやさしく「にゃ〜ん」と甘えるようなトーンの子も多いため、人間側がこの子は優しいと思いやすいのです。
その結果飼い主も自然と愛情を注ぎやすくなり、猫との信頼関係がスムーズに育ちやすくなります。
つまり、見た目や声がやさしい→人が可愛がる→猫も甘えるようになるという好循環が起こりやすいのです。
③ 茶トラ猫は空気を読むのが得意?
飼い主の間では、茶トラは空気を読む猫と言われることもあります。
たとえば、疲れて帰宅したときにそっと寄り添ってきたり、落ち込んでいると膝に乗ってくるような行動をする子も多いです。
もちろんこれは個体差があるものの、茶トラ猫は人間の感情に寄り添う能力が高いのでは?と感じさせるような行動を取る子が多いのは事実です。
④ 幼少期の育ち方・環境も関係
茶トラ=人懐っこいは性格の傾向ではありますが、実は幼少期の育ち方も大きく関係しています。
保護された時期に人間と多く接していた子や、優しいボランティアさんの手で育てられた茶トラ猫は、特に人を信用しやすく、懐きやすい傾向にあります。
つまり、茶トラの性格と育った環境の掛け合わせが、人懐っこさをより強くするのです。
人懐っこいからこそ気をつけたいポイント

茶トラ猫の魅力である人懐っこさですが、時にはその性格ゆえに注意が必要なこともあります。
ここでは、茶トラ猫とよりよい関係を築くために知っておきたいポイントをご紹介します。
来客や知らない人にも近づきすぎることがある
人見知りをあまりしない茶トラ猫は、知らない人が家に来ても「だれ?あそぼうよ〜!」と近づいていくことがあります。
とても可愛らしい反面相手が猫に慣れていなかったり、猫アレルギーだった場合には思わぬトラブルにつながることも。
また、玄関から外に出ようとするケースもあるため、来客時には脱走対策もしておくと安心です。
甘えん坊すぎて「分離不安」になる子も
飼い主さんへの依存度が高い茶トラ猫の中には、分離不安の傾向を持つ子もいます。
ひとりぼっちになると不安になり、鳴き続けたり粗相をしてしまうことも。
毎日できるだけ声をかけたり帰宅時にスキンシップの時間をしっかり取ることで、安心感を与えてあげましょう。
お留守番が長くなるときは、おもちゃや高低差のある環境づくりでひとり遊びができるようにしておくことも大切です。
かまってアピールが激しいことも
茶トラ猫の中には、構って!なでて!とアピールが激しい子もいます。
飼い主が無視すると、物を落としたりイタズラしたりして気を引こうとすることも。
忙しい日でも、短時間でもよいのでふれあいの時間を作ってあげることで満たされやすくなります。
こんな人におすすめ!茶トラ猫との相性診断

茶トラ猫は、その明るくて甘えん坊な性格から猫初心者にもおすすめと言われることが多いです。
では、具体的にどんな人と相性が良いのでしょうか。
ここでは、茶トラ猫との暮らしがより楽しくなる相性のよい人の特徴をご紹介します。
① 一人暮らしの人
日中は仕事で家を空けることが多くても夜にたっぷり甘えてくれる茶トラ猫は、一人暮らしの癒しの存在になってくれます。
帰宅後におかえりと出迎えてくれる姿に、きっと心がほっとするはず。
甘えん坊で寂しがり屋な子が多いので夜のふれあいタイムを大切にできる人におすすめです。
② 子どもがいる家庭
人懐っこく攻撃性の低い傾向がある茶トラ猫は、お子さんがいる家庭でも安心。
おだやかな性格の子が多いため、小さな子どもにも優しく接してくれるケースが多いです。
もちろん、お互いが安全に過ごせるよう最初は距離感を見ながら関係を育てていくことが大切です。
③ 猫との絆を深めたい人
ただのペットではなく、家族として深くつながりたいと思っている方にも、茶トラ猫はぴったりです。
こちらが愛情を注げば注ぐほど、そのぶん返してくれるような通じ合える感覚を味わうことができるでしょう。
④ 甘えん坊が好きな人
猫とラブラブな時間を過ごした・膝の上でまったりしてほしい…そんな人にこそ茶トラ猫は向いています。
自分からくっついてくる猫がいると毎日がぐんと楽しくなりますよ。
まとめ|茶トラの人懐っこさは一生の宝物
茶トラ猫は、見た目の明るさだけでなく、その性格まで太陽のようにあたたかい存在です。
人懐っこくて甘えん坊、素直で愛嬌たっぷり——そんな茶トラ猫と暮らす日々はまるで心の中に小さな灯りがともるような感覚を与えてくれます。
もちろん、茶トラにもそれぞれの個性があり、全員が常にベタベタ甘えてくるわけではありません。
しかし共通しているのは、信頼した相手には惜しみなく愛情を注ぐという点。
茶トラ猫の人懐っこさは、一緒に暮らす中で絆が深まっていく喜びを日々実感させてくれます。
猫との暮らしを考えている方は、ぜひ茶トラという選択肢を心に留めてみてください。
あなたの生活に、思わぬほどの愛と癒しを運んでくれるはずです。

