サビ猫の目の色は遺伝で決まる?種類・変化・Q&Aでまるわかり!

サビ猫といえば、黒と茶色がまだらに混ざった独特の毛色が特徴的ですが、実は目の色もその魅力のひとつです。

金色や緑色など、個体によってさまざまな輝きを見せるその瞳には、つい引き込まれてしまうような神秘的な雰囲気があります。

本記事では、サビ猫の目の色のバリエーションや遺伝的な背景、目の色による性格との関係などを詳しく解説します。

サビ猫の目に秘められた魅力をぜひ一緒に探っていきましょう。

目次

サビ猫とは?基本的な特徴と魅力

サビ猫とは

サビ猫とは、黒と茶色(赤茶色)がまだらに混ざり合った毛色を持つ猫のことを指します。

英語ではトーティシェル(Tortoiseshell)と呼ばれるこの柄は、まるで漆(さび)のような深みのある模様から日本ではサビ猫と呼ばれています。

このサビ柄は一匹一匹で模様の出方がまったく異なり、まさに世界に一つだけの見た目をしています。

体全体がモザイクのように色づいており、額や頬、背中や尻尾にかけて黒と茶が複雑に入り混じるその姿は、見る人の目を引きつけます。


また、サビ猫の多くはメスであるという特徴もあります。

これは遺伝的な理由によるもので、X染色体に毛色の情報が含まれているため、2本のX染色体を持つメス猫にしかサビ柄が出にくいのです。

オスのサビ猫は非常に珍しく、自然界では数3万分の1という確率とも言われています。

さらにサビ猫は賢い・人懐っこい・ツンデレといった個性的な性格を持っていることが多く、猫好きの間では通好みの猫として人気があります。

その一方で気分屋で自立心が強い一面もあり、そんなギャップも飼い主を虜にする魅力のひとつです。

では早速、そんなサビ猫たちの目の色について詳しく見ていきましょう。

美しい被毛に負けず劣らず、実は目の色もとても魅力的なのです。

サビ猫の目の色は何色が多い?

サビ猫の目の色

サビ猫の魅力はその複雑な毛色だけではありません。

実は、目の色にも豊かなバリエーションがあり、それぞれの個体に異なる印象を与えます。

サビ猫を見つめていると、その瞳の奥に何かを語りかけられているような神秘的な気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

よく見られる目の色

サビ猫に最も多く見られる目の色は、金色(アンバー)やヘーゼル(黄緑〜オリーブ系)です。

これはメラニン色素の量や分布によるもので、黒や茶色の毛色とよく調和し、全体的に深みのある印象を与えてくれます。

また、中には緑色の目を持つサビ猫も存在します。

明るいライトグリーンから深いフォレストグリーンまで幅広く、見る角度や光の加減によって微妙に色合いが変わるためとても幻想的です。

稀に、オレンジがかった琥珀色の瞳を持つ個体も見られます

これはとくに赤茶色の毛が強めに出ているサビ猫に多く、やわらかく温かみのある印象を与えます。

サビ猫に青い目はある?

青い目のサビ猫

基本的にサビ猫には青い目は少なく、特に成猫になると青い目はほとんど見られません

というのも、子猫の頃はすべての猫が青い目をしていますが、成長とともに色素が沈着し、金・緑・ヘーゼルなどの色に変化していくのが一般的です。

ただし、サビ柄+シャム系などの血が混ざった猫では、まれに薄いブルー系の目を持つ個体も確認されています。

しかしこれはかなり珍しく、SNSや写真集でも青い目のサビ猫はレアな存在として紹介されることが多いです。

サビ猫の目の色は、見るたびに表情を変える宝石のようなもの。

次章では、こうした目の色と遺伝との関係について少し深く掘り下げていきましょう。

目の色と遺伝の関係はあるの?

子猫のサビ猫

サビ猫の目の色がどうしてこんなにも多彩で美しいのか――

その秘密は猫の遺伝子にあります

毛色の遺伝と同様に、目の色にも遺伝が深く関係しています。

毛色と目の色は連動する?

猫の目の色は、虹彩に含まれるメラニン色素の量によって決まります

メラニンが多ければ瞳は濃い色(金色や琥珀色)に、少なければ明るい色(緑や淡い黄色)になるという仕組みです。

猫の目の色の解説イラスト

サビ猫は、黒と茶(赤)の両方の色素を持つため、体内でもメラニンの発現量が比較的豊富

そのため、目の色も金色系やヘーゼル系など深みのある色合いになる傾向があります。

ただし、毛色と目の色が完全に連動しているわけではありません。

同じサビ柄でも、緑の目を持つ個体もいれば金色の目を持つ個体もいます

つまり、目の色はあくまで遺伝の組み合わせによる個体差によって生まれるものなのです。

サビ猫にオッドアイはいる?

オッドアイとは、左右で異なる目の色を持つ猫のことを指します。

白猫や三毛猫に多いイメージですが、サビ猫でもごく稀にオッドアイが見られることがあります

とはいえ、サビ猫は被毛に白がほとんど含まれないため、白い被毛に関係するとされるオッドアイ遺伝子とは結びつきにくく、その発生確率は非常に低いと考えられています。

子猫のときは青い目でも…?

生まれたばかりのサビ猫は、他の猫と同様に青い目をしています

これは色素がまだ未成熟なためで、生後数週間から数ヶ月の間に徐々に本来の目の色に変化していきます。

成猫になる頃には、それぞれの個体に固有の目の色が定着し、その猫の顔つきや雰囲気に大きく影響を与えていきます。

目の色も猫にとって重要なアイデンティティの一部なのです。

サビ猫の目の色と性格に関係はある?

サビ猫

猫好きの間ではよく、目つきで性格がわかると言われることがあります。

確かに、鋭い目つきの猫は気が強そうに見えたりまんまるな目の猫は穏やかそうに見えたりと、目の印象は性格のイメージに大きな影響を与えます。

では、サビ猫の目の色性格には実際に関係があるのでしょうか?

科学的な裏付けはほとんどない

結論から言うと、目の色と性格に直接的な遺伝的関係があるという科学的根拠はほとんどありません

目の色は虹彩のメラニン量によって決まり、性格は環境や遺伝子の複雑な組み合わせによって形成されるため、直接的な因果関係はないとされています。

ただし、見た目から受ける印象が飼い主の感じ方や関わり方に影響を与えるケースはあります。

たとえば、金色の鋭い目を持つサビ猫を気が強そうと感じて接していると、猫もそのような接し方に反応してツンとした態度を取るようになる、ということもあり得ます。

実際のサビ猫は気分屋でツンデレが多い?

ツンデレなサビ猫

目の色に関係なく、サビ猫自体が気が強くてマイペースという傾向があるのは、多くの飼い主のあいだでよく語られていることです。

ツンデレ女王様と呼ばれることもあるほどで、自分のペースを大事にしつつ甘えたいときにはしっかり甘えてくるという個性派ぞろい。

特に、金色や琥珀色の目を持つサビ猫は堂々としていて女王様のよう、緑がかった目を持つサビ猫は「知的で落ち着いている」といったイメージを持たれることが多いようです。

もちろん、これはあくまで見た目から受ける印象であり、実際の性格は個体によって大きく異なります。

飼い主との関係で性格も育つ

どんな目の色であっても、サビ猫は飼い主との信頼関係が深まるほどに、どんどん性格を開いてくれる猫です。

目を合わせて優しく語りかけたり、名前を呼んでコミュニケーションを取ることで、少しずつ距離が縮まっていくことも。

目の色がもたらす印象も楽しみながら、サビ猫との関係をじっくり育てていきましょう。

年齢で変わる?サビ猫の目の色の変化

シニアのサビ猫

猫の目の色は、一度決まったらずっと同じ―と思っていませんか。

実は、サビ猫をはじめとする猫たちの目の色は成長過程や加齢によって変化することがあるのです。

ここでは、サビ猫の目の色が年齢とともにどう変わっていくのかについて解説します。

子猫の頃はみんな青い目

すべての猫は、生まれた直後は青い目をしています

これは、虹彩にまだメラニン色素がほとんど存在していないためで、生後数週間の間は澄んだブルーの瞳をしているのが特徴です。

サビ猫の子猫も例外ではなく、生後2〜3週間くらいから徐々に目の色が変化していきます。

生後1ヶ月を過ぎた頃から、金色・緑・ヘーゼルなどの色味が現れ始め、生後3ヶ月〜6ヶ月ほどで最終的な色に落ち着くのが一般的です。

成猫になると安定、でも微妙な変化も

成猫になると基本的に目の色は安定します。

しかし、環境や光の加減、年齢によってわずかに色味が変化することもあります

たとえば、若い頃は明るい金色だった瞳が、年齢とともに深みを帯びて琥珀色に見えるようになることも。

また、光を反射しやすい若い虹彩は成猫になるにつれて反射が弱くなり、少し暗めに見えることがあります。

こうした微細な変化も、猫と長く暮らしているからこそ気づける楽しみのひとつです。

シニア猫の目に起こる変化

シニア期に入ると、猫の目には生理的な濁りやくすみが見られることがあります。

これは核硬化症と呼ばれ、加齢による自然な現象で、視力への影響はほとんどないとされていますが、目の色が少しくすんで見えることがあります。

また、健康状態に問題がある場合には目の白濁や黄変などが現れることもあるため、目の色の変化に気づいたら、体調チェックのサインとして注目しておくと良いでしょう。

サビ猫の目の色をもっと楽しむ観察ポイント

サビ猫の目の色のポイント

サビ猫の目の色は、見るたびに違った印象を与えてくれるまさに生きた宝石。

その美しさをもっと楽しむためには、ちょっとした観察のコツを知っておくとぐっと面白さが広がります。

ここでは、サビ猫の目の色をより魅力的に感じるための観察ポイントをご紹介します。

1. 光の角度で変わる印象を楽しむ

光にあたるサビ猫

サビ猫の瞳は、光の当たり方で微妙に色が変わって見えることがあります。

特に金色やヘーゼル系の瞳は、太陽光の下ではキラキラと輝き、室内では落ち着いた色味に見えることが多いです。

晴れた日や夕暮れ時など、時間帯によって見え方が変わるので、ぜひいろんなタイミングで目を見てみてください。

窓辺でまどろむ姿はフォトジェニックな瞬間の宝庫です。

2. 写真に残して比べてみる

目の色の微妙な変化を感じ取るには、写真で記録しておくのがおすすめです。

特にスマートフォンのポートレートモードや明るさ調整機能を活用すれば、瞳の輝きをしっかり捉えることができます。

過去の写真と見比べると、少し深い色になってきたかな?光の入り方でこんなにも印象が違うんだといった発見があるはずです。

3. コミュニケーションのツールとして

サビ猫と目を合わせてじっと見つめることは、信頼関係を深めるきっかけにもなります

猫にとって長時間のアイコンタクトは基本的に警戒を意味しますが、ゆっくりとまばたきを交える猫の挨拶を試してみてください。

その時に見せるやさしい瞳の色は、普段とはまた違った表情を見せてくれるでしょう。

4. 健康のバロメーターとして

目の色の急な変化や白濁・黄変・左右の色の違いが出てきた場合は、体調不良や眼病のサインかもしれません。

日頃から目の色や透明感を観察しておくと、早めに異変に気づくことができます。

【Q&A】サビ猫の目の色にまつわるよくある質問

サビ猫の目の色のQ&A

ここでは、サビ猫の目の色について寄せられることの多い疑問にQ&A形式でお答えします。

気になるポイントをサクッと確認してみましょう。


サビ猫に青い目の子はいますか?

基本的にはいませんが、子猫の頃は全員青い目です。
サビ猫に限らず、猫は生後しばらくの間、目が青く見えます。しかし成長とともに色素が沈着し、サビ猫の場合は金色・ヘーゼル・緑などに変化していきます。
ただし、シャム系の血が入った猫など、遺伝的に青い目が維持されるケースも稀にありますが、非常にレアです。

オッドアイのサビ猫は存在しますか?

ごくまれに存在しますが、非常に珍しいです。
オッドアイ(左右の目の色が違う状態)は白猫に多く見られますが、サビ猫では遺伝的に起こりにくいとされています。
もしオッドアイのサビ猫がいたら、それは本当にレアな存在であり、SNSなどで注目されることも多いでしょう。

サビ猫の目の色によって性格は違いますか?

科学的な根拠はありませんが、印象に影響を与えることはあります。
金色の目は強そう、緑の目は賢そうなど、飼い主側が目の色に印象を重ねて性格をイメージすることはありますが、遺伝的に性格と目の色が結びついている証拠はありません。
性格は育った環境や個体差が大きく関係しています。

成猫になってから目の色が変わることはありますか?

大きくは変わりませんが、加齢で色味が変わることはあります。
成猫になると基本的な目の色は固定されますが、年齢や光の加減、健康状態によって少しずつ印象が変わることがあります。たとえば若いころは明るい金色だった目が、年齢とともに深い琥珀色になるケースもあります。

サビ猫の目の色は健康状態と関係がありますか?

はい、目の色や透明感は健康のバロメーターになることがあります。
たとえば、目が急に濁ったり、黄変した場合には、肝臓や目の病気が疑われることがあります。日常的に目の輝きをチェックしておくことは、病気の早期発見にもつながります。

まとめ:サビ猫の目の色が語る、奥深い個性

サビ猫といえば、その芸術的ともいえる毛色が注目されがちですが、実は目の色もそれに勝るとも劣らない魅力のひとつです。

金色、ヘーゼル、緑…同じサビ柄でも、一匹一匹違う瞳の色があり、それぞれが個性と物語を宿しています。

目の色は生後まもなく変化を始め、成猫になる頃にはその子の顔を決める重要なパーツとなります。

サビ猫の目の色は、光の角度や年齢、体調によっても印象が変わり、まるで万華鏡のように私たちを楽しませてくれます。

また、目の色と性格の直接的な関係はないとはいえ、瞳の輝きや雰囲気から伝わってくるものは確かに存在します。

信頼する人に向ける柔らかな視線、甘えるときに見せるとろけたような目つき―サビ猫の目は、感情を語る美しい窓なのです。

日常の中でふとサビ猫と目が合ったとき、その瞳にどんな色が映っているか、どんな気持ちを伝えているかを感じてみてください。

それは、言葉を持たない猫たちからの確かなメッセージかもしれません。

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