ペットショップのガラス越しに見かけるふわふわの茶トラ猫。
明るい毛色にまんまるな瞳、そしてのんびりした雰囲気に惹かれてこの子を家族にしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
実際、茶トラ猫はその愛らしいルックスと人懐っこくてやさしい性格から、ペットショップでも非常に人気の高い猫種です。
しかし、ペットショップでの購入を検討する前にぜひ知っておいてほしい大切なポイントがあります。
この記事では、茶トラ・ペットショップをテーマに、茶トラ猫の魅力はもちろん、ペットショップで出会う子たちの背景や、保護猫との違いなどを丁寧に解説していきます。
茶トラ猫とは?|魅力と基本情報

茶トラ猫は明るいオレンジ色の被毛と縞模様が特徴の猫です。
その色合いからジンジャーキャット・オレンジタビーなどの呼び名でも親しまれています。
縞模様には細いストライプのマッカレルタビー、渦巻き状のクラシックタビー、点状のスポッテッドタビーなどがあります。

性格は「甘えん坊」「やさしい」が多数派
茶トラ猫の性格には人懐っこい・おっとり・甘えん坊といった傾向が見られます。
特にオスの茶トラはその傾向が強いとされ、初めて猫を飼う人にも人気があります。
とはいえ猫にも個性があります。
社交的な子もいれば警戒心の強い子もいて、やはり性格はそれぞれ。
茶トラ=性格がよいというイメージはありますが、それぞれの子とじっくり向き合う姿勢が何より大切です。
ペットショップで茶トラ猫を見かける理由

ペットショップをのぞいてみると、茶トラの子猫がガラス越しにちょこんと座っている光景を目にすることがあります。
明るい毛色と愛らしい顔立ちは来店者の目を引きやすく、抱っこしたい!という気持ちにさせる魅力があります。
その人気の高さから計画的に繁殖され、ペットショップに並ぶことが多いのです。
実は保護猫にも茶トラはたくさんいる
しかし、実は保護猫にも茶トラはたくさんいます。
捨てられたり迷子になったり地域猫として暮らしていたり……さまざまな理由で保護される子たちの中に、茶トラは意外とよく見られるのです。
茶トラ猫と出会う方法は、ペットショップだけではありません。
むしろ保護猫として第二の人生をスタートさせる茶トラたちとの出会いは、とても尊く、温かいものです。
ペットショップで購入する際に気をつけたいこと

可愛いだけで決めないで
ペットショップにいる茶トラ猫は、ふわふわで小さくて本当にぬいぐるみのような可愛さがあります。
でも、その一瞬のときめきだけで決断してしまうのは危険です。
命を預かるということは、10年、15年、それ以上の年月を共に過ごす責任が伴うということ。
衝動買いは避け、じっくり考える時間を持つことが大切です。
親猫の環境や繁殖の背景を知ろう
ペットショップに並ぶ猫たちの多くは業者のもとから仕入れられています。
信頼できる業者が愛情を持って育てている場合もありますが、残念ながらそうではないケースも存在します。
特に人気のある茶トラのような猫は、利益目的で無理な繁殖をさせられることもあるのです。
親猫がどんな環境で暮らしていたのか、病気や遺伝的な問題はないか可能な限り情報を集めましょう。
生体販売というスタイルそのものを考えてみる
近年では、ペットショップでの生体販売に疑問の声があがっています。
動物たちが商品として扱われ売れ残ればどうなるのか——その現実を知ることで、命とどう向き合うべきかを見つめ直すきっかけになるかもしれません。
茶トラという愛らしい猫種に惹かれる気持ちはとても自然なこと。
でもその出会い方が猫にとっても人にとっても幸せであるように、しっかり考えることが必要です。
茶トラの保護猫という選択肢もある

茶トラは人気があるから、保護猫にはあまりいないのでは?と思う方もいるかもしれません。
でも、実際には保護猫の中にも茶トラはたくさんいます。
野良猫として外で暮らしていたり飼育放棄されたり、多頭飼育崩壊の現場からレスキューされたり—そんな茶トラたちが、新しい家族を待っています。
明るく元気な性格が多い茶トラは人に心を許せばとても愛情深いパートナーになります。
保護猫を迎える選択肢を、ぜひ知ってほしい
茶トラを飼いたいと思ったとき、ペットショップ以外にも保護猫という選択肢があることをぜひ知ってください。
地域の保護団体や譲渡会、SNSなどでも多くの茶トラ猫が新しい家族を待っています。
運命の出会いは、お金を払って買うものではなく、心と心がつながる瞬間にこそ宿るのかもしれません。
茶トラを迎え入れたら名前は何にしますか?

茶トラ猫と暮らすということ|飼う前に考えておきたいこと

茶トラ猫は、人懐っこくて甘えん坊・初心者でも飼いやすいとよく言われます。
実際、穏やかでマイペースな性格の子が多く家族になじみやすいのは確かです。
ですが、その飼いやすさの裏にはしっかりとしたケアと理解が必要。
例えば、茶トラは食いしん坊な子も多く肥満になりやすい傾向があります。
ごはんの管理や運動量にも気を配ってあげることが大切です。
最後まで一緒にを考える
どんなに可愛い猫でも病気になることもあります。
シニアになれば介護が必要になるかもしれません。
いたずらをしたり、夜鳴きをすることもあるでしょう。
でも、それも全部含めて家族です。
最後まで責任をもって育てられるか——これはペットを迎える前に、必ず自分に問いかけてほしい大切なこと。
茶トラ猫は確かに愛らしいですが、命を預かるという覚悟があってこそ本当の幸せな暮らしが始まるのです。
まとめ
茶トラ猫は見た目のかわいらしさだけでなく、性格も愛される理由のひとつ。
おっとりとしていて甘えん坊な子が多く、家族の一員としてとても人気があります。
見た目の可愛らしさから、つい衝動的にこの子がいい!と思ってしまいがちですが、命を迎えるということは一時的な感情ではなく長い時間を共に過ごす覚悟が必要です。
そして、茶トラ猫と出会う方法はペットショップだけではありません。
保護猫として新しい家族を待っている子たちもたくさんいます。
大切なのは、どこから迎えるかではなくどんな思いで迎えるか。
茶トラ猫の魅力に惹かれたあなたが素敵な出会いを果たし、幸せな日々を築いていけることを心から願っています。
キジトラの保護猫についてもぜひご検討いただけると嬉しいです!


